天然ゴムが出来るまで


 ナイフでゴムの木の皮を削ると白くどろどろとした汁が出てきます。
これが天然ゴムの原料でラテックスと呼ばれているものです。
ラテックスを流れやすくする為に斜めに切り込みを入れカップに採取していき、
約6時間ほどでカップいっぱいのラテックスを採ることが出来るのです。


採取されたラテックスはろ過され固形物や不純物が取り除かれます。
そして、ラテックスに一定の割合で酸を加えてシート状の型で固めます。


固形化したラテックスの水分を切るためにロールに通す工程を行います。
最初は平滑ロールで伸ばし、最後に型付ロールにかけます。
なぜ天然ゴムはRSSと呼ばれるのか?
それはシートをロールに通す時、ろっ骨(Rib)状の模様が付くことから
RSS=Ribbed Smoked Sheet、リブドスモークシートゴムと呼ばれている。


伸ばされたゴムシートにはまだ水が20%くらい含んでいるので
架台にかけてスモーク室でいぶしながら乾燥させます。
(40〜60℃で3〜5日間)
このスモーク処理は煙に含まれる有機酸によって微生物による
ゴムの変質を防止するのが目的です。


スモーク後、ゴム内のごみ等を除去し等級分けを行います。
視覚検査で国際規格のRSS1号〜RSS5号まで分けられます。


等級分けされたスモークシートは重ねられプレス機で圧縮成形されます。
表面にタルクを塗ってゴムを保護します。


出来上がり。
こうして世界へ向け出荷されていきます。
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